他社製のプラグインをお使いの場合は、具体的な症状に応じて、以下に推奨する方法で問題の解決を試みてください。
- Logic Pro または MainStage を開けるのに、プロジェクトやコンサートで問題が起きる場合は、プラグインをバイパスしてみてください。
- Logic Pro または MainStage を開けない場合は、プラグインを削除してみてください。
- 最近インストールしたプラグインを Logic Pro や MainStage で使えない場合は、プラグインが見つかるまで、以下の手順を順番通りに試してください。
Audio Units プラグインをバイパスする
他社製のプラグインを使っている特定の Logic Pro プロジェクトや MainStage コンサートで問題が起きている場合は、プロジェクト内の他社製プラグインを 1 つずつバイパスして、そのつどプロジェクトをテストしてみます。
プラグインをバイパスする方法はいくつかあります。
- チャンネルストリップのプラグインの上にポインタを置いて、「バイパス」ボタン
をクリックし、スロットをグレイ表示にします。
- 「option」キーを押しながらプラグインスロットをクリックして、スロットをグレイ表示にします。
- プラグインウインドウで、「バイパス」ボタン
をクリックして、スロットをグレイ表示にします。
プラグインをバイパスしたら問題が解決した場合は、お使いのバージョンの macOS にプラグインが対応しているかどうか、また、アップデートの可能性があるかどうかを開発元にご確認ください。
Audio Units プラグインを削除する
Logic Pro または MainStage を開けない場合は、手動でプラグインを削除してみてください。
- Mac でプラグインのファイルを探します。
- 特定のプラグインが疑わしい場合は、そのプラグインのファイルをフォルダの中で探し、そのファイルをデスクトップにドラッグします。
- App を再び開いてみます。
それでも Logic Pro または MainStage を開けない場合は、以下の手順で対処してください。
- デスクトップに新しいフォルダを作成します。
- プラグインのインストール先に表示されているそのプラグインのファイルをすべて新しいフォルダに移動します。
- Logic Pro または MainStage を開いてみます。
- App を開けた場合は、プラグインファイルを 1 つずつ元の場所に戻します。プラグインファイルを 1 つ元に戻したら、そのつど App を終了して開き直してください。特定のプラグインファイルを元に戻したら App を開けなくなった場合、そのプラグインが破損しているか、互換性を欠いていると考えられます。無効にしたプラグインを再インストールしてみるか、開発元にアップデートが提供されていないか確認してください。
Mac を再起動する
macOS High Sierra 以降を搭載した Mac で、最近インストールしたプラグインを Logic Pro または MainStage で使えない場合は、Mac を再起動してください。Mac を再起動する前に、プラグインが 64 ビットに対応しているか確認してください。32 ビットのプラグインには、Logic Pro や MainStage との互換性がありません。
- Apple メニュー >「再起動」の順に選択します。
- Logic Pro または MainStage を開きます。
- オーディオ・エフェクト・スロット、音源スロット、または MIDI エフェクトスロットをクリックし、ポップアップメニューにプラグインが表示されるか確かめます。依然としてプラグインを利用できない場合は、プラグインを再スキャンしてください。
プラグインがインストールされているか確認する
Mac の再起動後に、最近インストールしたプラグインを利用できない場合は、プラグインがインストールされているか確認してください。
- 「Logic Pro」>「環境設定」>「プラグインマネージャ」または「MainStage」>「環境設定」>「プラグインマネージャ」の順に選択します。
- プラグインマネージャで、プラグインを探します。リストを開発元別に絞り込むには、左側の列で開発元の名前をクリックします。
- プラグインがプラグインマネージャに表示されない場合は、そのプラグインのファイルを探します。
プラグインの「互換性」列に「認証されていません」と表示される場合、開発元が文書に記している通りに、プラグインを適切に認証してください。 - プラグインを再インストールしてから、コンピュータを再起動します。
- それでもプラグインを使えない場合は、お使いのバージョンの macOS にプラグインが対応しているかどうか、また、アップデートの可能性があるかどうかを開発元にご確認ください。
プラグインを再スキャンする
プラグインを最近インストールした場合は、プラグインマネージャを使って、そのプラグインを再スキャンしてください。
- 「Logic Pro」>「環境設定」>「プラグインマネージャ」または「MainStage」>「環境設定」>「プラグインマネージャ」の順に選択します。
- プラグインマネージャで、確認したいプラグインを探します。開発元別に絞り込むには、左側の列で開発元の名前をクリックします。
- プラグインの「互換性」列に「検証に失敗しました」と表示される場合は、そのプラグインをリストで選択し、「選択項目をリセットして再スキャン」をクリックします。
プラグインの「互換性」列に「認証されていません」と表示される場合、開発元が文書に記している通りに、プラグインを適切に認証してください。その上で、プラグインを再スキャンします。 - プラグインが再び検証に失敗する場合は、お使いのバージョンの macOS にプラグインが対応しているかどうか、また、アップデートの可能性があるかどうかを開発元にご確認ください。
プラグインをすべて再スキャンする
インストールされているプラグインをすべて自動的に再スキャンするには、Audio Unit キャッシュファイルを削除します。
- Finder で、「option」キーを押しながら「移動」>「ライブラリ」の順に選択します。
- Finder のウインドウで、「~/ライブラリ/Caches/AudioUnitCache」に移動します。
- 「AudioUnitCache」フォルダにあるファイルをデスクトップに移動します。
- コンピュータを再起動してから、Logic Pro または MainStage を開きます。インストール済みの Audio Units プラグインがすべて再スキャンされます。