パスコードを何度も間違えて入力すると、デバイスを使用できないというメッセージが表示されます。パスコードを思い出せない場合は、iPhone を消去する必要がありますが、そうすると、パスコードも含め、データや設定がすべて削除されます。
iPhone をバックアップしてあれば、iPhone を復元した後で、データや設定を復元できます。iPhone をこれまでバックアップしたことがなく、パスコードを忘れてしまった場合は、iPhone のデータを救出する手立てはありません。以下の手順でパスコードを削除してください。
以下の手順はコンピュータで実行する必要があります。コンピュータをお使いでない場合は、お知り合いから借りていただくか、Apple Store 直営店または Apple 正規サービスプロバイダにご相談ください。
iPhone X 以降、iPhone SE (第 2 世代)、iPhone 8、iPhone 8 Plus でパスコードを削除する
- iPhone がコンピュータに接続されていないことを確認します。
- サイドボタンといずれか片方の音量調節ボタンを同時に長押しし、電源オフスライダが表示されたら離します。スライダをドラッグして、iPhone の電源を切ります。サイドボタンを押しながら iPhone をコンピュータに接続します。リカバリモード画面が表示されるまでサイドボタンを押したままにします。
- iPhone をバックアップしてある場合は、パスコードを削除した後で、データと設定を復元します。
iPhone 7 および iPhone 7 Plus でパスコードを削除する
- iPhone がコンピュータに接続されていないことを確認します。
- サイドボタンを電源オフスライダが表示されるまで長押しします。スライダをドラッグして、iPhone の電源を切ります。音量を下げるボタンを押しながら iPhone をコンピュータに接続します。リカバリモード画面が表示されるまで音量を下げるボタンを押したままにします。
- iPhone をバックアップしてある場合は、パスコードを削除した後で、データと設定を復元します。
iPhone SE (第 1 世代)、iPhone 6s 以前でパスコードを削除する
- iPhone がコンピュータに接続されていないことを確認します。
- サイドボタン (またはトップボタン) を電源オフスライダが表示されるまで長押しします。スライダをドラッグして、iPhone の電源を切ります。ホームボタンを押しながら iPhone をコンピュータに接続します。リカバリモード画面が表示されるまでホームボタンを押したままにします。
- iPhone をバックアップしてある場合は、パスコードを削除した後で、データと設定を復元します。
iPhone を復元する
- コンピュータで iPhone を選択します。「復元」または「アップデート」の選択肢が表示されたら、「復元」を選択します。iPhone のソフトウェアがダウンロードされます。ここで 15 分以上かかるとリカバリモードは終了します。その場合は、お使いの iPhone のモデルに該当する上記の手順を繰り返して、パスコードを削除する必要があります。
- 復元が終わるまでしばらく待ちます。終わったら、iPhone を設定してご利用ください。
問題が解決しない場合
- リカバリモードで iPhone をアップデートまたは復元できない場合や、ボタンが壊れていたり詰まっていたりしてリカバリモードを使えない場合は、 Apple サポートにお問い合わせの上、所定の手順にそって適宜 iPhone の修理サービスをお申し込みください。
- iPhone の設定中に Apple ID とパスワードの入力を求められる場合は、こちらの記事を参照してください。